本作の特徴
発売日 | 2023年6月22日 |
ハード | PlayStation 5 |
ジャンル | アクションロールプレイグゲーム |
販売元 | スクウェア・エニックス |
公式サイト | https://jp.finalfantasyxvi.com/ |
プレイ時間 | クリアまで60時間、トロコンまで88時間 |
FINAL FANTASY XVIをトロコンまで遊んだので感想記事です。
シリーズ16作目となる本作。
FINAL FANTASY XVIを手掛ける吉田直樹氏がプロデューサーを努め
前作同様コマンドバトルではなく、リアルタイムアクションバトルを採用しています。
インタビュー等でも語られていますが、本作はとにかく多くのプレイヤーにクリアまで遊んでもうことを優先しており、プレイヤーの助けになる様々な機能が実装されています。
FINAL FANTASYの経験が零式、15しかない
シリーズ初心者の自分でも楽しく最後まで遊ぶことができました。
本作の特徴
クライヴの人生を追体験するダークファンタジー
作品全体を通して、ダークな雰囲気が特徴の本作。
シナリオについても、海外ドラマを意識したようなドロドロした話が展開されますので
ここは好みが分かれる所。
楽しくて爽快感のあるRPGを求めている人には、間違いなく合わないので遊ぶのはやめましょう。
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一部のイベントシーンを除き、操作キャラは主人公のクライヴのみ。
クライヴの人生を追体験していきます。
充実したサポート要素
インタビュー等で開発陣が語っていましたが
とにかくクリアまで遊んでもうことを最優先に作られています。
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個人的に凄いと思ったのはアクティブタイムロア。
タッチパッドを押すと、いつでもどこでも関連した用語について調べることができます。
例えムービーシーンであっても調べることができるので
用語が分からなくなって置いていかれることはまずないです。
バトル面でもサポートが充実していて、装備すると自動で回避できるアクセサリ等が用意されています。
その気になればボタンを押していれば、戦闘は全てやってくれるようにもできるので
どれだけアクションが苦手!という人も確実にクリアできます。
勿論その要素を使うか使わないかは自分次第ですので、サポートアクセサリを使用せずに
難易度の高いバトルを遊ぶことも可能です。
難易度調整が自分できるのは、令和のゲームって感じですね。
良かった点
圧倒的なグラフィック
プレイしてまずびっくりしたのがグラフィック。
自分があまり次世代機向けのタイトルを遊んでいないのもありますが、
次世代機用に開発されただけあり、流石に圧巻の一言。
絵になるようなロケーションも多々あり、ずっともう実写やん、、、と思っていました。
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フォトモードがしっかり用意されているのも嬉しいところ。
無限にスクショ撮ってました。
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![](https://kitaoji-sakura.com/wp-content/uploads/2024/02/FINAL-FANTASY-XVI_20230714222122-800x450.jpg)
バトルが楽しい!
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本作、バトルがめちゃくちゃ面白い!
召喚獣のアビリティを組みあわせたコンボがとても楽しいです。
DMCシリーズのディレクターの人が参加していることもあってか
とにかく動かしてるだけで楽しく、適当にガチャガチャやってるだけでもかっこよく動いてくれます。(DMCやったことないですが)
非常にボス戦が多い作品なので、コンボを試す機会が多かったのも良かったです。
個人的にガルーダのアビリティが好きでずっと使ってました。やっぱり空中コンボって楽しいよね。
キャラがみんな魅力的
何がダークファンタジーだ!結局ファイナルファンタジーはキャラゲーよ!!
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キャラクターそれぞれにバックボーンがあり、いい意味でも悪い意味でも人間らしい思想で
行動しています。
主人公のクライヴは特に丁寧に心情が描写されますので、遊んでいて愛着が沸かない人は
流石にいないんじゃないでしょうか。
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個人的に好きなのは中盤の敵キャラ、フーゴ。
ビジュアルが好きなのは勿論ですが、見た目とは裏腹に周囲に利用されるタイプなのがとても良かったです。
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召喚獣バトルが楽しい!
物語の山場には随時召喚獣バトルが挟まるのですが、これが本当に楽しい!!
普段は丁寧にダークファンタジーしている癖に、召喚獣バトルではいい意味でアホになるので
ド派手な大怪獣バトルが繰り広げられます。
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流れるBGMもめっちゃかっこよくて、バトルの状況に従って切り替わる様な
作りになっているので盛り上がってほしい時にしっかり盛り上がってくれます。
合間に挟まるQTEもグラフィックを活かしたど迫力なものになっていて、めちゃくちゃ見ごたえがあります。
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気になった点
戦闘が楽しくなるまでが長い
本作は戦闘が楽しい、と書きましたが戦闘の楽しさを感じるまでが長かったです。
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召喚獣のアビリティの組み合わせを試行錯誤するのが楽しいのですが、それができるようになるのが
中盤に入ってから。
それまでが楽しくはあるのですが、ちょっと単調だな、、、と思ってました。
また、スキルが育ってきた終盤頃にはガルーダの中にイフリートのアビリティを入れるといった
組み合わせ方ができるようになり、更に楽しくなるのが余計に勿体ない。
シナリオに合わせるため仕方ないところではあるのでしょうが、もう少し序盤から色々できたらなあと思います。
後半のシナリオ展開
序盤は人間ドラマが中心といいますが、海外ドラマっぽい展開で進行していきますが
中盤ごろか雰囲気が変わり、めちゃくちゃファイナルファンタジーになっていきます。
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常にテーマは一貫しているので、個人的には楽しめましたが
人によってはついていけない、と感じるかもしれません。
クライヴしか操作できない
せっかく魅力的なキャラクターが揃っているのに、クライヴしか操作できないのが淋しい。
クライヴの人生を追体験するコンセプトなので仕方ないところではありますが、淋しいもの淋しい。
特にジルは本編のほとんどで一緒にいるので、連携技とかでいいので欲しかったなあと思います。
サブクエストが寂しい
個人的にはこれが一番の不満点!
サブクエスト中はパーティメンバーが喋らず、ほぼクライヴと依頼に関連する人だけで進行していきます。
受注したものに対してパーティメンバーがワチャワチャしてるのが楽しいものなんじゃないか!サブクエストって!!
理由は分かります。
本作のサブクエストは時間経過で消失するものがほぼなく、どのタイミングでも受注することができまう。
シナリオの進行に応じて、パーティメンバーがころころ変わる本作ではパーティメンバーとの会話は用意しづらいのかと思います。
実際、終盤でパーティメンバが固定された後から受注できるクエストでは少ないですが会話が用意されています。
暗すぎる
ずーっと暗いです!
画面もシナリオもサブクエストも全部!
そういう作風なので、メインシナリオが暗いのは仕方ないですが
もう少しコミカルなサブクエストが欲しかったなあと思います。
あるにはあるんですけどね、、、少ない、、、。
![](https://kitaoji-sakura.com/wp-content/uploads/2024/02/FINAL-FANTASY-XVI_20230701034139-800x450.jpg)
まとめ
全体的に優等生過ぎる作品という印象。
![](https://kitaoji-sakura.com/wp-content/uploads/2024/02/FINAL-FANTASY-XVI_20230625075601-800x450.jpg)
前作、FF15が散々な評価を受けた影響からか、本作はどの要素も丁寧に作られています。
ただ、全てにおいて親切過ぎるのかなと思いました。
シナリオにおいてもFFだからこういう展開にして、バトルも詰まらないように、装備なんかも複雑にしないように、、、。
誰にでもクリアできるように、というのは素晴らしいコンセプトですが
普段からゲームをよくやってる人からするとお膳立てされすぎてて気持ち悪いと感じるかもしれません。
個人的には召喚獣戦があまりにも楽しすぎたので、それだけでも買う価値があると作品だと思っています。
すでにDLCが2つ発表。
1つは配信されているので、また合間を見て遊びたいですね。
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